>アイルランド留学中の旅行

5年前、アイルランドのダブリン留学中にダブリンから出発してゴールウェイ、イニシュモア島、北アイルランドのベルファストからジャイアンツコーズウェイに行きました。アイルランドのダブリンの留学先で知り合った日本人男女6人で行きました。6月に行きましたがまだ肌寒かったです。住んでいたダブリンは都会だったので、アイルランドの田舎街を見てみたかったのと、世界自然遺産であるジャイアンツコーズウェイを訪れることが目的でした。

ゴールウェイのホステルに宿泊して船でイニシュモア島へ行きました。映画「アランの男」の舞台であるイニシュモア島は茅葺き屋根の平屋が点々とし、人より羊が多く存在する島でした。そこで食べたアイリッシュシチューは冷えた体を温めてくれました。ベルファストではタイタニック号が出港した港にあるパブへ行きました。タイタニック号の乗組員も多く通っていたパブで、タイタニック号の模型や乗組員の写真が飾ってあり、歴史に触れた気がしました。

ダブリン.jpg

旅の目的だったジャイアンツコーズウェイへは、ベルファストからオプショナルツアーで参加しました。ヨーロッパのはずれにある北アイルランドのベルファストから更にバスで5時間、着いた場所は世界の最果ての地でした。吹き荒ぶ海風にさらされた無数の6角形の岩が永遠と続き、この世の景色とは思えませんでした。本当に巨人が出てきそうな、荒々しく寂しい場所でした。

ゴールウェイに泊まった日、私たちはホステルにチェックインしたあと歩いて数分のパブへ繰り出しました。アイルランドはパブ文化が根付いており至るところにパブがあります。ゴールウェイにも沢山パブがあり私たちは幾つかはしごをしました。アイルランドではギネスビールとウィスキーが有名なので私たちは何杯も飲みました。

テンションが上がった私たちは、一緒に旅行していた男の子2人を女装させました。部屋に戻って化粧をし、スカートを履かせてもう一度パブへ行きました。するとそのうちの一人がアイリッシュの男性から口説かれたのです。助けもせずこっそり見ていた私たちは大爆笑でした。

口説かれなかった男の子が悔しいと言い出し、もっとセクシーな格好と化粧に直してまたパブへ行きました。するとその男の子も口説かれはじめたのです。女子は口説かれず女装した男子が口説かれるという状況が本当におかしかったです。日本人は男の子でも可愛らしく見えるのだと思います。どうにか口説きを断っていましたが、外に出て来るまでじっと見つめられていたので、こちらまでドキドキしました。

イニシュモア島へ行った時のことです。ゴールウェイからイニシュモア島へ行く船は一日1往復しかありませんでした。私たちは午前中にイニシュモア島へ到着し、島内を巡るためレンタサイクルをしました。気がつけばだいぶ遠くまで走っていて、帰りの船が出発する港の反対側まで来ていました。私たちは今来た道を帰るかこのまま進んで島内を一周する形で港へ向かうか話し合いました。そしてせっかく来たのだから島を全て回ろうということになり、このまま進むことにしたのです。しかしこれが間違いでした。

それまで来た道は緩やかな緑地だったのに対し、進めば進むほどどんどん岩がゴツゴツしていき緑もなくなり家もまばらになっていきました。たまに羊が断崖絶壁で草を探しているくらいでとても寂しい景色になっていきました。自転車ではかなり走りにくい道でしたがその日の船の出向時間までもう時間がありませんでした。私たちは無我夢中で走りました。途中、羊飼いと羊の群れが道を横断するため待っていた時にはかなり焦りました。
何とか出発10分前に到着した時には寒々しい島で私たちだけ汗だくでした。